空間情報はウェブ以前のインターネットのような状況

1992年ごろのインターネットには、すでに10万台を超えるホストコンピュータが接続されており、様々なファイルやドキュメント、データベースなどのコンテンツを提供していました。しかしそれらのオンライン・コンテンツの検索およびアクセスは困難でした。広くコンテンツを共有するためには、ニュースグループのメッセージなどを通じてファイルの在り処を告知する、Gopherという検索システムでファイルを検索する、といった手間のかかる作業が必要でした。

すべてを変えたのは、ご存知の通りウェブであり、ブラウザです。ハイパーリンクによる情報の構造化、およびNCSA Mosaicの優れたポイント&クリックの操作性によって、インターネットに分散した多用なコンテンツのファウンダビリティが劇的に向上しました。

話は変わって現在、位置に対応付けられた空間情報コンテンツが注目を集めています。 Continue reading “空間情報はウェブ以前のインターネットのような状況”

おしゃれ展-私をキレイにするユビキタス-@ORF 2007

慶應義塾大学SFCの研究成果発表Open Research Forumが六本木ヒルズで11/22、23に開催されます。今年の生活コンピューティングプロジェクトとして、安村研究室を中心に「おしゃれ展-私をキレイにするユビキタス-」としてORFで成果発表を行います。 Continue reading “おしゃれ展-私をキレイにするユビキタス-@ORF 2007”