2011年から2012年へ:共感のテクノロジー

3月11日の午後、僕は胸を希望で躍らせていました。8年に渡る研究の成果を初めて具現化させた、スマートフォン向けのサービス「domo」を発表するために、テキサスのオースティンで開催される一大イベントSXSW 2011へ参加するため、成田空港から飛び立とうとしていました。自分が完成させた初めての本格的な製品。それを持って、Twitterやfoursquareが有名になった場所へ向かおうとしていたのです。 Continue reading “2011年から2012年へ:共感のテクノロジー”

もう、ドラえもんは、いないんだ。だから、強くならなきゃ。

この日がそう遠くないことはわかっていた。それでも、いざその日が来ると、ジョブズとAppleにまつわるすべての思い出が胸をかけめぐる。 Continue reading “もう、ドラえもんは、いないんだ。だから、強くならなきゃ。”

2011年:モバイル/ソーシャル/ロケーションを超えて

初詣
去年の初めにはどうやら時空がゆがんだようで、当ブログにも10年後のアクティビティポートフォリオが混入してしまったようでしたが、幸いなことに大きなタイムパラドックスも起こらず、歴史は粛々と進展したようです。

本エントリーは年初に書いていたのですが、 @Doubles9124 君主催の新年会の話の中でいろいろと考えさせられたり、CESでのいろいろな製品発表などを追っていたこともあり、遅くなってしまいました。

2020年のメディアの世界へ向けた昨年の動きを受けて、2011年のITはどこへ向かっていくのか、その中で私達はどんな動きをしようとしているのか?端的にいうならば、これまでインターネットにアップロードされなかった、個人のリアルなコンテクストのストリームがますますアップロードされるようになり、そのデータを元にした新しいサービスが実現するでしょう。以下に、詳細を記してみます。 Continue reading “2011年:モバイル/ソーシャル/ロケーションを超えて”