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Text マルチメディア2.0としての電子書籍に未来はあるか

2010/3/29 | 児玉 哲彦 | [] [] [] [] []

Alice
(KUMANOMIX:引っ越ししたら出てきたもの

僕がコンピュータを本格的に触り始めたのは、93〜94年頃でした。当時は、CD-ROMによる「マルチメディア」コンテンツが一大ブームとなっており、インタラクティブ・ムービーから写真集までさまざまな作品が作られました。僕も「Spaceship Warlock」や「MYST」といったインタラクティブ・ムービーに衝撃を受け、これがメディアの未来ではないかと考えて3DCGによるコンテンツ制作を始めたのが、今の仕事に至るきっかけでした。

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Text 夏への扉:明日は今日よりずっといい日になる

2009/10/21 | 児玉 哲彦 | []

1970年12月3日、ぼくも一緒に夏への扉を探し続けていた。

もし一度だけ、これまでのいつかの夏へ帰れる扉があったら。僕だったら、やっぱり大学生の頃、可愛いあの子とでかけた由比ケ浜あたりに戻りたい。そんな夏を、誰もが持っていると思います。でも、現実にはそんな夏への扉は開いていません。僕達はあの夏の思い出は胸にしまって、明日へと歩いていく。だから、どうせなら明日は今日よりいい日だと思っていたい。そんな気分の時に、ハインラインの「夏への扉」はどうでしょう。

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Text ブラック・スワン 不確実性とリスクの本質

2009/6/29 | 児玉 哲彦 | [] [] []


サブプライム問題に端を発した世界金融危機において、誰もが疑問を持ちました。アメリカの金融工学は最先端で、徹底したリスク管理ができているはずなのに、なぜこれだけの破綻が起きたのか、と。

サブプライム問題が顕在化する前の2006年に出版されたのに、その理由である現代の金融工学や経済学の誤りを鮮やかに指摘するのが、デリバティブ・トレーダーにして研究者のナシーム・ニコラス・タレブによる「ブラック・スワン」です。

本書は、ただの経済書ではありません。むしろ、複雑化する社会における、人間の認知と思考の限界を示す、重要な哲学書です。この10年に読んだあらゆる本の中で最大の知的刺激に、まだ興奮が収まりません。

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Text ライフログがないなら、当社への応募はできません

2008/12/6 | 児玉 哲彦 | [] [] [] [] []

あなたが企業の採用担当者だったとします。ある年の採用活動で、大学時代の実績などをうまくアピールした二人の志望者がいます。あなたは二人の名前を検索してみました。二人ともブログを持っているようです。一人は、書いてある内容から判断するにエントリーシートや面接で言ったことはおおむね本当のようです。もう一人は、どうも面接で言っていたような活動をしている様子は見えてこず、遊んでばかりいるような様子が伝わってきます。

あなたは、二人のどちらを採用するでしょうか

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Text 「エクサバイト」服部真澄

2008/9/11 | 児玉 哲彦 | [] []

僕は、ウェブの次に来るITのメガトレンドはライフログだと考え、活動してきました。今年に入って、ついにライフログをテーマにした小説「エクサバイト」が刊行されています。遅ればせながらながら読んでみました。

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