UIとスケーラビリティ

東京電機大学の戸辺先生と話していて。ユビキタスなシステムでは、システムのスケーラビリティが問題になります。一方、ユーザインタフェースについても、扱う物のサイズが変わってくれば、アフォーダンスが変わってきます。

iPodを考えてみましょう。iPhone / iPod Touch、次いでClassicやNano、最後に操作ボタンが一切なくなったShuffle。同じ会社の同じ製品ファミリーでありながら、いずれも全く異なったインタフェース(マルチタッチ、クリックホイール、リモコンボタン)が採用されています。その理由は、ディスプレイのサイズや記憶装置の違いに起因しています。

iPodファミリー

このように、扱う入出力装置のサイズや位置関係によって、適切な操作性は変わってきます。モバイルやユビキタスなサービスのインタフェースにも、スケーラビリティという概念が有効だと考えられます。

自分を中心に周辺情報をブラウズするLocoscape

最近取り組んでいる、Androidを用いた周辺情報ブラウズのためのシステム「Locoscape」を発表します。

Locoscapeでは、リクルート社のドコイク?ウェブサービスを用いたスポット情報、およびFlickrのジオタグ付き写真を、自分の現在地を中心とした表示でブラウジングすることができます。 Continue reading “自分を中心に周辺情報をブラウズするLocoscape”

日本Androidの会発表

Android日本Androidの会は、Androidに関わる・興味のある有志のコミュニティで、まだ日本で端末が発売されていないにも関わらず非常に活発な活動を行っています。今回の勉強会でUIについての現在開発中の、周辺情報ブラウジングアプリを発表してきました。

参考リンク:Project Hews by 木南英夫「日本Androidの会 2009年3月のイベントを開催しましたContinue reading “日本Androidの会発表”

空間生命化ワークショップ

資料表紙所属する日本建築学会 情報システム技術委員会 空間生命化デザインWGにおいて、ワークショップを開催しました。建築・都市における情報技術に取り組む多彩な研究者が集まり、会場が満員になる盛況でした。

参考リンク:Motoe Lab, TU「空間生命化デザインワークショップ

Continue reading “空間生命化ワークショップ”