春にワークショップを開催した日本建築学会 情報システム技術委員会 空間生命化デザインWGの、今年度の活動が始まりました。
宇宙エレベーターのアニリール・セルカン先生、竹中工務店の石川さん、パナソニックの山本さんというとても強力な新規メンバーを新たに加え、今後二年間活動していきます。
建築の計画、構造、環境といった諸側面に対して、生命のアナロジーとして取り入れ、イノベーションの実現を目指すという、ある種大それた取り組みです。参加している研究者および事業者は、それぞれのアプローチで技術が実現する未来の環境作りに取り組んでいます。
建築の側から技術にアプローチする良さは、技術が自己目的化せず、社会の現実的なニーズや必要性を常に忘れないことです。今はまだニッチなコミュニティですが、未来の環境を志す人達の一つのハブになってきています。 Continue reading “日本建築学会 空間生命化デザインWG”