» 2008 » 11月


Text SiCKOに見るアメリカ社会の再生への希望

2008/11/30 | 児玉 哲彦 | [] [] []

アメリカでは“Change”を標榜するオバマ氏がもうすぐ大統領に就任します。今回のオバマの地滑り的な勝利は、政治-企業-マスコミが結託した、新自由主義という名の強欲資本主義に対する、アメリカ国民の明確な「ノー」だと言えます。

アメリカの社会は、今や危機的な状況にあります。中流層の崩壊と一部企業経営者への富の集中を導いたモラル・ハザードが、内外におけるアメリカの力を弱めています。そのような状況を、「ボウリング・フォー・コロンバイン」「華氏911」等の作品を通じて笑いとともに告発し続けてきた一人のドキュメンタリー作家がマイケル・ムーアです。

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Text 映画のことなど:2008年秋

2008/11/30 | 児玉 哲彦 | []

めっきり冬らしい寒さになってきました。センチメンタルな季節にはセンチメンタルな映画。今年はヒューマン・ドラマのいい映画が多かったので、感想などを書いてみます。

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Text 横浜トリエンナーレ2008

2008/11/25 | 児玉 哲彦 | [] [] [] []

2002年以来開催されている横浜トリエンナーレ。3年に一度、みなとみらい地域一帯が、まるごと現代美術の祭典を繰り広げます。今回のテーマはタイムクレヴァス。時の裂け目、といった意味でしょうか。その主題に沿ってなのか、過去の作品、および映像作品が非常に多いのが今回の特徴です。

その中でも、バイオレントでグロテスクなR-15作品も多い。連休で来ていた家族連れは戸惑っていたよう。

アートの一つの役割は、我々の常識を揺さぶり、世界の深淵を覗かせることです。その意味では、今回のトリエンナーレは、不穏さや落ち着かなさに見るものを誘ってくれます。ですが、今は我々の置かれた世界があちこちで裂け目を生じさせている。こんな時代には、本当はその裂け目を埋めるような表現が求められているように思います。

以下、気になった作品など。

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Text この声が涸れるまで

2008/11/25 | 児玉 哲彦 | []

この声が涸れるまで歌い続けよう

世界を変えるために必要なものは ただ一つ

個人の創造性であると

自由なイマジネーションであると

鳥よ、大空を舞う鳥よ

僕とともに歌っておくれ

その羽を広げ、大空を我が物にせよ

あの紺碧の涯てまで

Text SFC ORF 2008-2 イノベーションは止められない

2008/11/24 | 児玉 哲彦 | [] [] []

トークセッション後のフリーディスカッション

この日本という国は、昨今イノベーションを起こす力を失っているのではないか。そして、その理由の一つとして、様々な既得権益を守るための制度や規制の存在が影響を及ぼしているのではないか。このような問題意識の下、慶應大学SFCでは、イノベーションが実現しやすい社会の実現と、そのための政策提言を目指す研究会を立ち上げる。

今回のORFでは、その提唱者である國領先生と金正勲先生、および賛同者である楽天社長の三木谷氏と、現慶應大学特別招聘教授の夏野剛氏によるトークセッション「イノベーションは止められない」を開催した。

詳細はFuture Insightというサイトにログがまとめられていたのでそちらに譲るが、とても共感できる議論だった。特に印象的だったのは、村井先生の、インターネットを普及させた経験に基づくイノベーションに関する楽観論だった。例え既存の規制の下でグレーでも、ベネフィットがあれば社会はそれを受け入れてくれる。

何より大事なことは、イノベーションを形にして、社会にベネフィットを提供していくことなのだと思う。それを続けていけば、社会一般および行政の方が後からついてくる。そんな世界になっているのだ。

慶應SFCは、今でも理想を語れる大学あり続けている。このセッションだけでなく、ORF全体を通じて、それを実感することができて嬉しかった。

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