頭の中に沸いてくることを整理するために、マインドマップを毎日のように使っています。これまでは新しいPCをセットアップすたびにFreeMindをインストールし、またiPhoneにはiThougtsを入れて活用していました。どちらも非常に使えるアプリケーションで、重宝していたのですが、なかなか完璧というわけにはいかず、
- FreeMindがJavaアプリケーションのため標準的なUIでない
- iThoughtsのWi-Fiを使った同期がやや面倒
という問題がありました。しかし、その両方を一挙に解決してくれる理想的なツールを見つけました。それがMindNodeです。
Mac版
MindNodeは、MacとiPhoneで利用可能なマインドマップソフトです。フリー版と、機能を追加したPro版(14.95 USD)があります。上がスクリーンショットです。試しに、MindNodeのどこが優れているかをマップにしてみました。
まず、フリーのマインドマップソフトは、UIがこなれていないものが多いのですが、MindNodeはMac専用だけあって、iWorkやOmniのソフトのようなMac OS Xの標準的なUIとなっています。基本的な操作はマウスだけて可能となっており、特に下のビデオに示すようにノードの追加もドラッグ&ドロップで可能です。
キーボードからの操作も、矢印キーでのナビゲーション、タブでの子ノード追加、リターンでの兄弟ノード追加など、Mac版FreeMindに準拠しており乗り換えユーザもすぐに馴染めることでしょう。一点、FreeMindにあるようなアイコン表示機能がないため、FreeMindユーザはその点だけは気になるかもしれません。
さらにPro版では、クロス接続やURL/ファイル等へのハイパーリンク、ノードのサイズ変更や背景色指定などが可能になります。また後述するiPhoneとの同期もPro版のみの機能です。
iPhone版
さらに、最近になって、iPhone版のMindNode (Touch)がリリースされました。900円の有料アプリです。機能としてはフリー版に準拠しており、Pro版のみの機能は使えませんが、iPhoneで使う分には充分です。
また、Mac版との同期も簡単です。同じWi-Fiネットワークに接続されたMacとiPhoneの双方でMindNodeを起動し、それぞれで同期画面を開きます。あとはMac側でマップを選んでImport/Exportをするだけです。
iPhone版にはアウトラインモードがあり、小さい画面で大きなマップをナビゲートするのが大変な際には重宝します。ただし編集はマップモードでやることになります。面白いことにこの機能はMac版にはありません。
まとめ
このように、Mac+iPhoneで使っている自分には、MindNodeは必要充分な機能を備えた理想的なマインドマップツールです。楽しくマインドマップしていきたいと思います。
フリー版でも単独でマインドマップとして使う分には充分なので、Macユーザの方ならまずは試してみることをおすすめします。(僕は15分で有料版とiPhone版を買ってしまいました;)
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