日本Androidの会発表

Android日本Androidの会は、Androidに関わる・興味のある有志のコミュニティで、まだ日本で端末が発売されていないにも関わらず非常に活発な活動を行っています。今回の勉強会でUIについての現在開発中の、周辺情報ブラウジングアプリを発表してきました。

参考リンク:Project Hews by 木南英夫「日本Androidの会 2009年3月のイベントを開催しました

80人入る会場がほぼ満席と、活況を呈していました。会のメンバーも、これからのモバイルのUIとしてセンサー情報に基づくユーザのコンテクストが重要と考えているようで、僕の発表にもとても関心を持っていただけたようでした。

今実装しているプログラムで、画面がオフになったり他のアプリケーションを立ち上げると加速度センサーが停止してしまうという問題があるのですが、ハードを専門にされている参加者の方から、どうもDev Phone 1のハードウェアのバグではないかというご意見をいただきました。すべてのテキスト入力をコマンド扱いで実行するすごいバグなど、初号機ということもありまだまだ不具合があるのかもしれません。

また、安生さんと矢野さんによるだらだらトークセッションは、ゲームのUIとウェブのUIの違いについて、ゲームの場合はコンテンツ毎に独自性を持つが、ウェブは一貫性やスタンダードが求められる、など、興味深い意見を伺えました。

Androidは、携帯電話に限らず様々な形で利用されるユビキタス・コンピュータのプラットフォームとなるポテンシャルを持っています。引き続き、その可能性を追っていきます。